にゅうた動物病院コラム

定期的な健康診断③「血液検査について」

定期的な健康診断③「血液検査について」

血液検査

① 血液検査とは
血液検査は血液の成分を測定して分析する検査です。 動物病院で行う一般的な血液検査は、血球検査と血液を遠心分離して作った上澄みを使って行う生化学検査、ホルモン検査があります。 血球検査では赤血球や白血球、血小板の数を測定して感染や炎症や貧血などをみることができます。 血液生化学検査では、どの器官が異常を起こしているかを検出するために測定します。各項目の結果を組み合わせて、どういった病気が疑われるのか判断していきます。 ホルモン検査では血液中のホルモン濃度を測定して、ホルモン異常の有無を確認します。高齢期の猫の甲状腺機能亢進症や犬のクッシング症候群が発生率の高い病気です。 血液検査でわかる病気はたくさんありますが1つ1つの結果だけをみるのではなく、組み合わせによって総合的に判断することが重要な検査です。
②健康な時の血液検査について
今回は健康な時の健康診断の一環の血液検査のお話です。 健康診断の血液検査では、上記の検査をバランスよく組み合わせたセットを使います。 わんちゃん、ねこちゃんの1年は人間の4年に相当します。6歳を超えた時期からは中年齢に入るので、特に6歳以上の子は1年に1回の血液検査をお勧めします。また、若い子でも定期的な血液検査をお勧めしています。なぜなら、血液検査の値はその子によって正常値が違うので、若くて健康な時にも血液検査をすることでその子の正常を知ることができます。例えば、毎年血液検査をしていて、毎年肝臓の数値は高いけれど問題がなかった場合、病気になって、肝臓の数値はいつも通りの高さで、他の数値が異常であれば、肝臓が原因ではない可能性は高くなり、判断がしやすくなります。もしその血液検査が初めての血液検査だったら、肝臓は異常値だし、他も異常値だし…となってしまいます。
今回のコラムでお伝えしたい事は、病気でない時の血液検査は病気の早期発見だけではなく、『その子の今の数値』を知ることによって今後起こる変化を知るための重要な検査にもなるという事です。年1回フィラリア検査やワクチンの時にでも一緒に実施できますのでご来院の際にご相談ください。

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