にゅうた動物病院コラム

定期的な健康診断④画像検査(レントゲン検査・エコー検査)

定期的な健康診断④画像検査(レントゲン検査・エコー検査)

画像検査

①X線検査(レントゲン検査)
X線検査はごく微量な放射線を当てて画像にする検査です。
密度の大きいものは白く写り、密度が小さいものは黒く写る特性を利用して診断していきます。
例えば骨などの密度の大きい組織は白く、肺や気管など空気が含まれる密度の小さい組織は黒く写ります。
こういった特性を利用して臓器や組織、物体のシルエットを観察することができます。
②超音波検査(エコー検査)
超音波検査は超音波を発生する装置を使って体の内部を観察する検査です。
必要に合わせて被毛をカットし、ゼリーをつけて超音波が見たい部分に届くようにします。
プローブという器具を観察したい部分に当てると断面がモニターに映し出され、構造を観察することで診断します。
また、血液の流れる様子や流れるスピードを測定することができます。

X線検査と超音波検査は外から観察が難しい体の変化を目に見える形にしてくれる有益な検査ですが、それぞれの検査には弱点もあります。
X線検査は主に臓器や組織、物体のシルエットを観察する検査ですが中の構造を観察することは難しい検査です。
また超音波検査は臓器や組織のシルエットだけでなく中の断面も観察できる検査ですが、空気や骨など硬いものが存在するとその部位を観察できなくなります。
当院では健康診断の一つとして定期的に『健康診断画像検査』を受けることをお勧めしています。
この検査は「腹部超音波検査」「心臓超音波検査」「胸部X線検査」「腹部X線検査」を組み合わせて行う検査です。
検査を組み合わせることで検査の弱点を補いながら全体を把握していくことができます。
この検査の目的は、まずその子の現状の把握をしていくことです。基本的には何もない状態かどうかを確認する検査になります。
定期的に画像検査をしておくことで病気になった時に、元々の状態との変化をみることができるために非常に有用です。
よくあるケースとしては、体調が悪くなってから画像検査を実施したところお腹の中に大きな腫瘍ができて破裂していたり、元気そうに見えていた子なのにホルモンの病気が進行していたり心臓の異常が見つかったり、などといったことがあります。
こういった場合も早期発見がその後の完治や進行を遅らせることに繋がることになりますので、元気そうに見えても6歳以上の子には定期的な検診をお勧めします。
『健康診断画像検査』についてご不明な点がありましたらお問い合わせください。
一人一人の状態に合わせた検査をご提案します。

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