糸を使わない安全な手術
従来、避妊去勢手術は「糸」を使い血管を結ぶ方法で行われてきました。
しかしその結果、体内に残った「糸」が引き起こす「縫合糸反応性肉芽腫」という病気が起こることがあります。
当院では「糸」を使用しないで手術のできるリガシュアという最新機器を導入しており、縫合糸肉芽腫のリスクを下げ、短時間の手術を行うことにより動物への負担も軽減できます。
避妊・去勢手術を行う際に、体内に残した糸に対して「しこり」ができたり、皮膚が赤く腫れ上がったりする病気です。手術を行った子全てに起こるわけではありませんが、一度起こってしまうと、再手術を行う必要があったり、免疫を抑制するお薬を飲み続けなければいけない場合があります。
糸を使わず血管を止めている所
高齢になった時に起こる可能性のある病気を、予防することができます。そのため、手術を行った動物のほうが一般的に、長生きすると言われています。
健康で、より長く飼い主様と一緒に過ごすという、動物たちにとって一番の幸せを与えることができます。
一番のデメリットは、麻酔をかけなければならないということです。
当院で使用する麻酔は、人間に使われている、安全性の高い麻酔薬を使用していますので、特別な体質や生まれ持った病気がなければ、麻酔による事故が起こる確率は非常に低いと言えます。
しかし、リスクを少しでもゼロに近づけるため、当院では、避妊去勢手術を行う全ての動物に、
レントゲン検査、血液検査を実施します(費用は全て手術料に含まれています)。
また、手術後に、太りやすくなる子がいますが、カロリー制限で体重のコントロールをすることができます。
下記料金は通常の手術に関わる全ての料金を含みます。
避妊 | 去勢 | |
---|---|---|
~5kg | 36,850円 | 25,850円 |
5~10kg | 39,050円 | 28,050円 |
避妊 | 去勢 |
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29,150円 | 17,600円 |
費用に含まれているもの
にゅうた動物病院では、予防医療(混合ワクチン接種、フィラリア症予防、ノミダニ予防などの寄生虫予防、狂犬病予防接種、避妊手術、去勢手術)に力を入れています。
糖尿病、クッシング症候群、甲状腺疾患などのホルモン疾患。心臓病。肝臓病、腎臓病、膵炎。溶血性貧血、血小板減少症、炎症性腸疾患などの免疫介在性疾患。腫瘍性疾患。上記以外でも様々な疾患についても飼い主さまとのコミュニケーションを大切に、無理のない治療を心がけています。
その他、歯周病や歯石などの歯に関連する疾患、アレルギーなど含む皮膚病、目が赤い・開かないなどの眼科疾患、外耳炎、下痢、嘔吐などの症状についてもお気軽にお問い合わせください。
また発作・呼吸困難などの緊急時にはすぐにお電話でご連絡ください。
相模大野駅、東林間駅から徒歩圏内の動物病院です。